首都圏の「ゴジラに会えるスポット」をめぐる #ごじら首都圏 Part.1 くりはま花の国ゴジラすべり台

 3月27日に発売となる、しらゆき創作工房の同人誌新刊『怪獣と歩む鉄道史』。この本の取材では、首都圏において怪獣映画のロケ地となった場所を回りましたが、これと同時に、首都圏周辺に存在する「ゴジラに会えるスポット」めぐりも行いました。せっかくなので、これらのスポットを一つずつ紹介して参りたいと思います。

※この記事は個人的に執筆しているもので、紹介している施設その他あらゆる団体とは一切関係がありません。この記事の内容について、施設その他団体に問い合わせることは絶対におやめ下さい。

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 横須賀市観音崎近くの砂浜・たたら浜。昔、ここにゴジラのすべり台が存在していました。地元における一つのシンボルとして親しまれていたすべり台でしたが、老朽化に伴って解体されてしまいました。

 時は流れ、横須賀にもう一度ゴジラのすべり台を!という取り組みのもと、署名活動が始まりました。地元の人々のみならず全国多くのゴジラファンが賛同した結果、集まった署名はなんと11万人分。自治体による協議の末、くりはま花の国にすべり台の設置が決定。ゴジラ映画のスタッフも携わり、1999年、高さ約9mという巨大なゴジラのすべり台が誕生しました。

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 2020年(令和2)年からは、くりはま花の国のクリスマスイルミネーションイベントに合わせ、ゴジラすべり台のライトアップが行われるようになりました。ゴジラの放射熱線によって街が火の海になる光景をイメージし、背中が青色、正面が赤色でライトアップされています。

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